【イベントレポート】「SB C&S Network & Security MeetUp! 2025」に出展 ― パスワード管理と特権アクセス管理への関心増
2025年9月25日東京 12月3日 大阪で SB C&S株式会社様が主催する最新ITトレンドイベント 「Network & Security MeetUp! 2025」(イベント詳細)が開催されました。
今年はNetwork / SASE / SSE / IDaaS / MFA / EDR / XDR / MDR / ASM / CNAPP / CTEM / IRなど、幅広い分野のソリューションを一挙に展示され、東京180名以上 と大阪220名以上の来場者で非常に盛況なイベントに出展させていただきました。
その中で、Keeper Security はパスワード管理と特権アクセス管理を中心とした展示とデモンストレーションを実施。多くの販売パートナー様・お客様にブースへお立ち寄りいただき、関心の高さを実感する1日となりました。

パスワード管理・特権アクセス管理の重要性が急上昇
Keeper Securityブースでは、企業のID・パスワードを安全に一元管理するパスワード管理製品 と、システム管理者や開発者のアクセス権を可視化・制御できる特権アクセス管理 の実機デモを行いました。
特に来場されたパートナーからは、
「パスワード管理や特権アクセス管理は、まだ多くのお客様が本格的に取り組めていない領域」
「シンプルで導入しやすい印象。中堅企業にも提案しやすい」
といった声が多く寄せられ、課題感と期待の双方が高まっていることがうかがえました。
さらに、経済産業省が推進する『サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度』 の開始を受け、取引先や委託先を含むID・特権管理の重要性が注目されています。
ブースでは「今後は顧客企業がゼロトラストやID管理を必須要件として求めるようになる」との声も多く、まさに時代の転換点にあることを感じられました。
ランサムウェア被害をきっかけに"特権管理"への関心が急増
また、最近報道された ランサムウェア被害をきっかけに、「特権ID管理の不備」が経営リスクとして認識され始めています。ランサムウェア攻撃から特権IDと守ることは急務で対応する必要がありそうです。
複数のパートナーからも、
「攻撃者は最初の侵入よりも"特権奪取"を狙っている」
「PAMが今、最もニーズの高いセキュリティ領域になっている」
「Active Directory 特権管理を急務で実施したいという連絡が増えた」
とのコメントが寄せられ、業界全体で特権アクセスの重要性が再認識されていることが明確になりました。
Keeper Securityの特権アクセス管理は、ジャストインタイムアクセス、セッション録画、ゼロナレッジによる暗号化 などを通じて、管理者権限を安全に制御。ゼロトラストモデルを実現する評価をいただきました。

新製品「エンドポイント特権管理」にも注目
今回の展示では、10月にリリースされた新製品 エンドポイント特権管理にも一部の方から関心が集まりました。エンドポイントのサーバやPCの管理者特権を最小特権を適用し、ランサムウェア感染・ラテラルムーブメント防止・内部不正・情報漏えいを防ぐソリューションです。
来場したパートナーからは、
「エンドポイント特権管理は、他社製品では少ないアプローチ。3製品をセットで提案できるのは魅力的」
「管理者特権を渡さない最小特権までやらないと昨今のサイバー攻撃の防御はできないので、有効な可能性あり」
との声もあり新ソリューションにも期待を頂いております。

まとめ
SB C&S主催「Network & Security MeetUp! 2025」は、非常に関心事のセキュリティー対策、ゼロトラスト対策で企業ITの"次の標準"となるセキュリティ対策の流れを象徴するイベントでした。
Keeper Securityは、ゼロナレッジ設計に基づくセキュリティソリューションを通じて、企業が「スピードと安全性を両立」できる環境づくりを今後も支援していきます。
今後はSBC&S様をはじめとするパートナー各社とともに、日本企業のID・特権アクセス管理の定着とDXの安全な推進 に向けて取り組んでまいります。
関連リンク
IT-EXchange KeeperPAM
特権アクセス管理・パスワード管理ソリューション
IT-EXchangeでもKeeper Securiyの製品を紹介しています。
この記事の著者:中澤 陽彦
サン・マイクロシステムズ、レッドハットを経てKeeper Security APACでチャネル営業として着任。
パートナー開拓やイネーブルメント、共同でのリード創出を推進し、日本市場でのエコシステム拡大に注力中。
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