【知っておきたい】GitLab最新ブログのご紹介 Part2

AIを活用したソフトウェア開発は急速に一般化していますが、その中でも特に注目されているのが、エージェント型AIと開発ツールを組み合わせた自動化ワークフローです。
紹介するブログでは、Claude CodeとGitLab CLIツールを組み合わせることで、ローカル環境のターミナルから安全かつ効率的に開発タスクを自動化する方法が紹介されています。
開発者がターミナル上で自然言語による指示を行うだけで、Issue作成、マージリクエストの生成、レビュー依頼といった一連の開発タスクをAIが代行する未来の開発スタイルを実現する内容となっています。
ローカル環境で完結するAIアシストの魅力
ブログでは、Claude Codeを利用してローカルのターミナルから直接AIエージェントを操作する仕組みが紹介されています。クラウド上ではなく手元の環境で動作するため、安全性が高く、企業単位でも採用しやすい点が特徴です。
GitLab CLIツールであるGitLabと組み合わせることで、リポジトリ操作やIssue管理をシームレスに扱えるようになり、従来の手動作業を大幅に削減できます。
エージェント型AIがもたらす効率化
エージェント型AIであるClaude Codeは、単なるコード補完にとどまらず、開発者の意図を汲み取って複数の工程を連続的に処理できる点が特徴です。例えば、Issueの作成からマージリクエスト生成、その後のレビュー依頼までを一つの指示で自動的に処理するワークフローが紹介されています。
これにより、開発者は本質的な実装作業や設計に集中でき、チーム全体の効率が向上します。
品質と安全性を両立したAI活用
ブログでは、AIによる自動化を進める際にも品質や安全性を確保するというテーマが重視されています。GitLabを中心に据えたDevSecOpsの観点から、AI活用とセキュリティを両立するアプローチが示されている点も、読みどころのひとつです。
ローカル環境で実行できること、企業の既存ワークフローに柔軟に統合できることが、実運用を意識した構成として紹介されています。
こんな読者におすすめ
ブログでは次のような読者に特に役立つ内容となっています。
- CLIやターミナルを活用した自動化に興味がある開発者
- AI導入と品質維持を両立したい開発組織
- DevSecOps を意識したAI活用事例を探している方
日頃からGitLabやCLIを使いこなしている開発者にとっては、すぐに実践できる具体的なヒントが詰まった内容になっています。
感想
プリセールスエンジニアという立場で今回の内容を読んで感じたのは、AIが開発現場に自然に溶け込むための実用的なアプローチがしっかり示されている点です。
AIによる自動化というと、どうしても大掛かりな環境構築やセキュリティ面の懸念がつきまといますが、Claude Codeのようにローカルで完結し、GitLabと密接に連携できるツールは、現場の開発プロセスに導入しやすいと感じました。
特に、自然言語による指示だけで開発タスクが自動進行する体験は、作業効率を大きく高めるだけでなく、チーム全体の生産性向上にも直結します。今後、AIエージェントが開発プロセスの標準機能となっていく未来を強く感じさせる内容でした。
参考:Claude Code × GitLab:AI活用を加速する、エージェント型AIとGitLab CLIによる効率的なソフトウェア開発フロー
この記事の著者:近藤泰介 -Taisuke Kondoh-
SB C&S株式会社
主にデジタルワークスペース実現のためのソリューション展開、案件支援、先進事例の獲得、協働パートナーの立ち上げを経験。
現在は新規事業開発やDevOps・クラウドネイティブに関する提案活動、販売代理店の立ち上げ、
国内外の新規商材発掘(目利き)/調査といったTec Scouting活動に従事。
また、Microsoftを中心としたビジネス領域の調査・プリセールスも行う。
DevOps Hubのアカウントをフォローして
更新情報を受け取る
-
Like on Facebook
-
Like on Feedly