
Windows11の初期セットアップ
・今回はWindows11の初期セットアップを紹介します。
目次
1.初回起動
2.初期セットアップ
3.初期セットアップ後の設定あれこれ
4.まとめ
1.初回起動
まずはPCの電源を投入します。
今回用意したPCはASUSの「B9403CV」ノートPCです。
電源ボタンは基本的にはキーボードの右上か左上にあるのですがこの端末は
右の側面にありました。

初回起動に成功すると以下のような画面が出てきます。

次へを選択して初回セットアップに続きます。
2.初回セットアップ
以下初回セットアップです。
2.1 言語の設定

日本語で続けるを選択
2.2 場所の設定

日本を選択して「はい」を選び次へ
2.3.1 キーボードレイアウトの設定

はいを選択
2.3.2 キーボードレイアウトの設定

追加するレイアウトはないのでスキップを選択
2.5ネットワーク接続の設定

ここでインターネット接続の画面が出てきます。
2.A インターネット環境がある場合
インターネット環境がある場合はそのままインターネットに接続して進めてください
2.A.1 デバイス名

まず、デバイスの名前を設定します。任意のデバイス名をいれて次へ進んでください。※スキップしてもOK
2.A.2 Microsoftアカウントの種別

続いてMicrosoftアカウントの設定です。
今回は設定をスキップする前提ですので個人用に設定を選択します

更新プログラムを適用するので少し時間がかかります。

ライセンスの同意を求められるので同意を選択して次へ進みます

つづいて、Microsoftエクスペリエンスへサンインを要求されます
サインインを選択して次へを選択してください
2.A.3 Microsoftアカウントの追加

本来はここでご自分で用意されたMicrosoftアカウントを登録する必要があるのですがここでは「no@thankyou.com」と入力することでMicrosoftアカウントのサインインをスキップしています。
次へを選択するとサインインに失敗しましたと表示されますが問題ないので次に進んでください
2.A.4 パスワードの設定

このパソコンのパスワードを設定して次へを選択します。
2.A.5 セキュリティの質問の設定
パスワードを忘れたときのセキュリティの質問を入力し次へを選択します

デバイスプライバシーの選択を確認し同意を選択します。

ここは入力しなくてOKです。次へを選択してください。

以上で初期セットアップ完了です。
インターネット環境がない場合
インターネット環境がない場合は任意のセットアップ画面で以下のコマンドを入力しエンターを押します。
Shift+F10でコマンドプロンプトを起動します。
oobe\BypassNRO.cmd

すると端末が再起動するのでWi-Fi設定の画面までセットアップを進めます。

先ほど表示されていなかった「インターネットに接続していません」
という項目が出てくるのがこれを選択してセットアップを続けます。
以降はインターネット環境がある場合と同様ユーザー名とデバイス名を決定し、パスワード入力を行いセットアップを完了します。
※Windows11 22H2からこの方法でできなくなっているようなので別の手段も掲載します。
任意のセットアップ画面でShift+F10でコマンドプロンプトを開きます。
以下を入力しエンターを押します。
start ms-cxh:localonly
すると以下のような画面が出ますので指示に従ってセットアップしてください
3.初期セットアップ後の設定あれこれ
初期セットアップが終わりデスクトップが表示された後にやっておくと便利です。
3.1.右クリックメニューを前のバージョンに戻す
下記設定でWindows11の右クリックで表示される項目を以前のメニューで表示させることが可能です。
winマークを右クリック→ターミナル(管理者)
コマンドプロンプトが起動したら以下を入力します。
reg.exe add "HKCU\Software\Classes\CLSID\{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}\InprocServer32" /f /ve
適用後この操作を正しく終了しましたと表示されたら再起動してください
3.2フォルダの表示設定
Windows11からフォルダの表示に「今日」や「先週」などのリストが表示されるようになりましたがこれを表示しない設定ができます。
さらに、初期だと拡張子と隠しフォルダが見えない状態なので必要に応じて設定を行います。
エクスプローラーを起動
適用したいフォルダ(ダウンロードやドキュメント)を選択し右上の「並べ替え」から「グループ化」→「なし」を選択
右上の「表示」→「表示」から「拡張子表示」と「隠しファイル」を選択
右上の...からオプションを開き
エクスプローラーのオプションから表示タブを選択し
フォルダーに適用をクリックしOKを選択
3.3 リモートデスクトップの有効化
おなじみリモートデスクトップの設定です。ここはwin10と差異はありません。
Winキー→設定→検索窓にリモートと入力しリモートデスクトップの設定を開く
リモートデスクトップの有効化にチェック
4.まとめ
今回はWindows11の初期セットアップ手順をご紹介しました。
インターネット接続なしに初期セットアップを行う場合やWindows10の見た目に変えたい場合上述の方法を試してみてはいかがでしょうか
以上
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著者紹介
SB C&S株式会社
ICT事業本部 技術本部 ソリューション技術統括部 ソリューション技術部 2課
登 健太 - kenta nobori-
