
IP Allocation Policy
Cato SDP ClientでデバイスをCato Cloudに接続すると、デバイスにCato内部で使用するIPアドレス範囲が割り当たります。
デフォルトでは事前に定義されたIPアドレス範囲から動的にIPアドレスを取得しますが、IP Allocation Policyで特定のSDPユーザーにIPアドレスを静的に割りてることが可能です。
Dynamic IP
Access > IP Allocation Policyから割り当てIP範囲の指定を行います。
動的IPアドレス範囲はデフォルトで10.41.0.0/16で定義されています。
動的IPアドレス範囲を変更する場合はアカウント内で既に定義されているIPアドレス範囲と重複しない一意のIPアドレス範囲である必要があります。
Static IP
特定のユーザーに対して固定のIPアドレスを割り当てる場合はStatic IPを有効にします。
最初に静的に割り当てるIPアドレス範囲を設定します。
各ユーザーに静的IPアドレス範囲から特定のIPアドレスを割り当てます。
静的IPアドレスはユーザーが最初に接続するデバイスのみ取得できます。
複数デバイスを使用する場合、2台目以降のデバイスには動的IPアドレス範囲からIPアドレスが割り当たります。
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著者紹介

SB C&S株式会社
Cato Tech Team
SB C&SでCato Networksのために結成されたスペシャルチームです。
Catoだけでなく、日本国内でSASE普及のために、各種SASE製品とCatoに関して日々業務に携わっています。
製品選定、製品検証、案件のご支援、運用トラブル対応など対応が可能なチームです。